黒死病 (ブラックデス) |
花や茎、葉が黒変します。カビやバクテリアも検出されずウィルスらしいといわれます。 若い株や光線の弱い場所では発 生は少ないようですが有効な対策は残念ながらありません。 ヘレンバラード系の優良系に発生が多く、羅病したら廃棄し他株への伝染を防ぐのみです。 イギリスやドイツでも近年発生が多く問題になっています。 |
軟腐病 | 病原菌が雨水などで侵入し株元から腐る病気で雨の多い日本で7〜9月に発生します。 ナメクジなどの食害や台風の後、傷があると拡がります。 抗生物質のヒトマイシン、アグリマイシンなどの500〜1000倍液を散布します。 |
灰色カビ病 (ボトリチス) |
低温、多湿の状態でよく発生します。葉や茎、花が溶けたようになり、カビが発生します。 なるべく風通しを良くし、発病した場合はロブラール、ベンレート等の殺菌剤を散布します。 |
アブラムシ、 スリップス、 ホコリダニ等 |
アドマイヤーやオルトランの粒剤を散布します。ノイガーの花色のにごり防止にも効果があります。 |
ハマキムシ | 6〜9月にかけてニゲルには、ハマキムシがつき、葉を見苦しくします。 カルホス、トレボンなどの殺虫剤を散布します。オンコル粒剤も効果的です。 |
黒死病のクリスマスローズ | ハマキムシがついたニゲル | 灰色カビ病で、花茎が折れたクリスマスローズ |
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